大麦は便通をよくする働きが期待できるそうです。食物繊維には不溶性と水溶性があります。玄米や全粒粉など穀物は一般的に不溶性食物繊維が多く含まれているのですが、大麦は水溶性食物繊維が多く含まれています。大麦に含まれる水溶性食物繊維の一種・βグルカンは大腸の奥の方にまで届いて、腸内の善玉菌のエサになってくれます。テレビで大麦を食べて便通がよくなるのか実験をしていたのを見たことがあり、参加者の便通がよくなっていたので、私も大麦を食べてみることにしました。
大麦は白米に混ぜて炊飯器で普通に炊くことができます。調理が面倒なものは続きませんが、簡単なため大麦ごはんを続けやすいです。
炊けたものを食べてみると、もちもちとした食感がしました。もちもち食感によってたくさん噛まないと食べることができず、たくさん噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止になってダイエットにもよさそうです。
大麦ごはんのもちもち感は冷めても続きます。そのため、お弁当に持って行っても、もちもちとしておいしいです。コンビニで大麦入りおにぎりが販売されていて、これは冷蔵庫で冷やされていますが、冷えたものでももちもちしています。炊いたものでも白米のような粘り気は少ないので、パラパラのチャーハンを作ることができます。ピラフもパラパラになります。便通をよくするために、食物繊維が多い食品と組みあわせて食べることもあります。大麦は主食として食べるだけでなく、スープ、煮物、ラタトゥイユなどの料理にも活用できます。
オムライスやハンバーグなどは食物繊維が少ない料理ですが、これに大麦を加えれば食物繊維量をアップできます。いろいろな料理に活用できるので、白米と一緒に炊いて食べることはもちろんですが、大麦だけをゆでて冷蔵庫で保管しています。毎日大麦を食べる生活を続けていたら、便通がよくなってきました。水溶性食物繊維をたくさん摂っていることがよいのだと思います。